革にこだわり、総手縫い仕立てにこだわり、

使い手の、「生き方を映すような作品づくり」を目指しております。

「gL」(地面)を、コツコツ・・・・。





長年に渡る使用によって起こる経年変化を想定し、

革の素材感を生かし10年、20年・・・と、

愛される作品づくりをコンセプトとしています。


初めは革が硬く、

少し使いにくく感じることがあるかもしれませんが、

使用していくにつれて、使い手の

『生き方を映すような作品』へと

完成していきます。







■ gL-Leather のこだわり




●『クチュールセリエ』と呼ばれる総手縫い仕立てを採用。


ミシンで仕立てると、1ヶ所糸が切れると続けて糸がほどけてしまいます。
手縫いの場合、1本の糸の両端に針を付け、あらかじめ空けておいた穴に左右から糸を通し、
一針一針、引き締めるように縫い進めます。万が一、糸が切れても続けてほどける事がありません。
引き締める力も縫う場所によって加減をし、ストレスなく革が曲がるように微調整します。

ミシンでは縫えない立体的な部分も技術により仕立てが可能です。
又、プライウッドのように何層も革を重ねることにより、ミシンでは縫えない厚さになる場合も、
手縫いなら仕立てが可能になります。

効率の悪さが欠点ですが、一針一針手間を掛けて仕立てることにより製品の価値を高めます。



●切り口は主に、『切り目本仕上げ』を採用。


長い年月使用すると、どうしても革の端の部分がスレてきます。
薄い革を折り返して縫う『へり返し仕上げ』の場合どうしてもよくスレる部分が破れてきます。

『切り目本仕上げ』とは、革の切り口を蜜蝋や天然の海苔を使って固め、何度も繰り返し磨き上げる技法です。
擦れても革が破れることはなく、丈夫な仕上がりになります。






■ 革について

●主にヨーロッパ最高峰のベジタブルタンニンオイルレザーを使用。


イタリア植物タンニンなめし協会が認める、 最も古典的な植物タンニンなめし製法で作られた
ヨーロッパ最高峰のベジタブルタンニンレザー。

使い込むほどに艶があがってくる表情、 イタリアならではのナチュラル感溢れる色使いは秀逸です。
丈夫な成牛の肩の部分を主に利用し、放牧中にできたバラ傷や、血筋、 首のトラ(しわ)が完全には隠れていませんが、
素材の”味”の一つとして生かすことで 唯一無二の個性のある表情を醸し出します。




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